2050年プロジェクト

「2050年カーボンニュートラルの実現に向けて」

ギガグループとしての取り組み方針

  • 私たちはF I T開始以降、太陽光発電システムを中心とした再生可能エネルギーの普及拡大を目指し、新たな技術開発、システムの構築、発電所の安定稼働に向け取り組んで参りました。
    しかし、今後は「2050年カーボンニュートラルの実現に向けて」更なる取り組みを加速して行く必要があると考えております。
    そうした中、私たちギガグループでは、今まで培ってきた技術と経験を活かし、社会的役割を果たすために積極的な取り組みを進めて参ります。

    元来、太陽光発電システムというものは「系統電源の無い場所においても電気を生み出すことができる」というのが最大の強みです。
    残念ながら、現実には電力変換装置の起動のためには系統電力が必要であったり、天気に左右される発電所であるが故に、安定電源としては見込ない不完全なものでした。
    しかし昨今の電気自動車や電気自転車、電動バイクなどの急激な普及に向けての動きなどもあり、蓄電池技術の向上、コストダウンが進み、太陽光発電システムの完全オフグリッド化も可能となって参りました。

私たちの描く基本的な地域分散型小型自家消費モデルは図1のような形であり、これらは通常時は自社で使用する電力の大半を自家発電で賄うと同時に、災害時には近隣住民の皆様に必要最低限の電力を提供でき、地域の治安維持にも貢献できる、まさしく環境貢献と社会的貢献を同時に実現できるモデルです。

また、このような仕組みは、様々な業種、地域にて応用可能であり、全く電力のない山林にて電波塔の設置に貢献したり、建設現場やイベント会場などの一時電源としても広く活用が可能です。

私たちギガグループはこうした取り組みを各社にてテーマを設け、「2050年カーボンニュートラルの実現に向けて」取り組んで参ります。

株式会社ギガソーラー

新たな普及モデルの開発

  • 脱F I Tに向けて、地域分散型の小型自家消費モデルのシステム構築を目指します。

    太陽光発電所の設置コストが大幅に下がり、また蓄電システムの普及加速に伴い、実現の難しかった自家消費モデルも現実味を帯びて参りました。しかしながら、自家消費モデルの普及拡大に向けてはまだまだ様々な諸問題があるのも事実。私たちは様々な業種にて、この小型自家消費モデルの導入が進むよう、それぞれの用途に応じた、ミニマムで最適化されたシステムの構築を目指して参ります。

Non-FIT発電所開発への積極的な取り組み

  • 日本の太陽光発電はFIT(固定価格全量買取制度)により急速に普及しました。
    2012年初年度の買取価格は40円+税(事業用)でしたが、2021年には11円+税となり2022年にはFIP(入札制度)に移行、実質10円+税程度となっています。
    マネーゲーム的な太陽光発電への投資は激減し、今後は温室効果ガス削減に向けた自律的な発展、すなわちNon-FIT電源開発が必須です。
    広く国民に負担を強いるFITに頼ることなく、太陽光発電設備により生み出される再生可能エネルギーを直接需要家に届ける、そのようなNon-FIT電源開発を進めていきます。

株式会社ギガエンジニアリング

エネルギーミックスへの積極的な取組み

  • メガソーラーの設計、施工、管理で培ってきた技術と経験を活かし、屋根モデル、駐車場モデルなどへの技術の転用を進め、安心、安全、かつ低コストでの施工技術を確立いたします。

    広大な土地に対して大量の重機、人員投与を行い進めるメガソーラー建設と違い、地域分散型小型自家消費モデルは限られた面積、かつ人の動きのある現場にて作業を進める形となるため、根本的な施工方法の見直しが必要と考えます。

    そうした中、弊社が取り組んできたユニット工法などの活用を含め、新たな施工システムの開発に取り組んで参ります。

株式会社ギガマシナリー

ハード面からの改革

  • ギガマシナリーではM D B社製ラジコン重機などを通し、メガソーラーの施工、管理の安全とコストダウンに取り組んで参りました。今後は林業、製鉄業、製造業など、様々な業種において、その環境貢献に寄与する活動の一部となるよう、M D B 社製の各種ラジコン重機の活用方法を構築して参ります。 またそれと同時に、M D B社製ラジコン式重機のE V化、及び自動化に向けて、メーカーと共同で積極的に取り組み、マシンの稼働による二酸化炭素の排出ゼロを目指して参ります。